
こんにちは!ポアジャイです。
今回はアキレス腱を断裂した場合に治療法で
選択をせまられる「保存療法」か「手術療法」。
それぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。
当ブログ管理人の私(20代 女性)は
約5 年前にアキレス腱断裂を起こしています。
ですが断裂から1年で 5㎞マラソン完走、2年で20 km完走を成し遂げることができました。
約1 年に渡る通院の末に無事終診となりましたが、
ランニングが生きがいだった私は復活まで何度も心が折れそうになりました。
そこでこのアキレス腱断裂シリーズではアキレス腱断裂で

どの程度まで治るのかな

完治までどのくらいかかるの?
などどと様々な不安を抱えている方を励ませればと思い、シリーズ化していくことにしました!
では、本題へいきます!
アキレス腱断裂は保存療法or手術療法どっちがいい?
結論からいうと私は保存療法で治しました。
理由としては
- 縫合しないため傷痕が残らない
- 手術療法と比較しても日常生活レベルに治るまでの期間は2~4週間しか変わらない
- 手術と比較して安い
の主に3 点からでした。
以下に詳しく比較していきます。
保存療法【経験済み】 | 手術療法 | |
治療費 | 10 万 | 20 万 【一例】入院・手術費について |
固定期間 | 3 か月 | 2 か月 |
スポーツ完全復帰レベルまで | 7~9 か月(個人差あり) | 5 か月 関東労災病院サイトより |
再断裂率 | 3.3 % | 1~5 % |
傷痕 | 残らない | 残る(縫合糸痕) |
向いている方 |
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アキレス腱断裂の治療費
大学生協の保険+親の任意保険に加入していたため、12 万円ほどの支援金を受給することができました。
そのため実際の負担はなく、2 万円追加でいただいたことになります。
以下私の治療費の詳細です
項目 | 金額 |
治療 11 回 | ¥14,710 |
装具代金 | ¥78,800 |
診断書 | ¥ 5,500 |
装具代金が高かったです。
ただ私の加入していた保険の関係上、ギプスや装具を着けている固定期間が長いほど、補償額が増えたのでその点は助かっていました。
保険で頂いたお金の余剰分は病院までの交通費や、公共交通機関の利用に充てました。

おこづかいにしたかったなァ

コラッ!(笑)
固定期間
- 保存療法では 3か月と20 代女性の平均的な回復スピードだと言われた私の例を挙げました。
固定期間中の詳しい内容はこちらの記事で紹介しています。良かったらご覧ください。
- 手術療法の方が固定期間が約 2か月と保存療法と比較して短いです。
固定期間が長引くほど脚の筋肉は衰えます。
そのため、一刻も早くトレーニングに勤しむ必要のあるアスリートの多くは手術療法を選択しているとのことでした。(担当外科医さんのお話より)
スポーツ完全復帰までかかる時間
これはスポーツの特性にもよります。
保存療法で直した場合、
- ランニングは約5 か月
- バスケットボールやサッカーなどのジャンプやダッシュをするスポーツは6 か月ほど
になる傾向があるようです。
焦る気持ちもあると思います。ですが再断裂をしてしまっては元も子もありません。
またゼロからのスタートになってしまいます。
なのでまずはジョギングや筋トレ等で基礎体力をつけてから、復帰をめざしていけると良いです。
再断裂率
こちらは保存療法、手術療法との間で殆ど違いはありません。
しかし、保存療法で療養中の人が治療期間中に再断裂を起こした場合、
次は手術療法しかないと言われます。気を付けましょう。
また再断裂の危険性が最も高まる期間は
保存療法の場合、
- 装具を取り外しての入浴が許可される2か月目
- 自宅内に限り、装具の取り外しが許可される3か月目
といわれます。
片足立ちで入浴しようとしたらバランスを崩し、
つい反射的にケガをしている方の足をついてしまってバッチンと再断裂⚡
といったケースが多いようです。
臆病な私は入浴中、湯船につかりたい場合は装具をつけて入浴し、身体を洗うときに装具を外し床に座って洗うなどの工夫をしました。(寒かった~)
傷痕
- 保存療法の場合は残りません。ただ、足首が太くなりました(笑)
これは仕方がないようです。
- 手術療法の場合は残ります。しかし、そこまで気にされない方は問題ないと思います。
傷痕ってどんなかんじなの?と気になる方は他の方がブログで紹介されていたのでこちらのリンクをご参照ください(傷痕が苦手な方はご遠慮ください)
アキレス腱断裂は自分に合った治療法を
今回は
- 保存療法
- 手術療法
それぞれ比較をしてまいりました。
繰り返しになりますが比較は以下の通りです。
保存療法【経験済み】 | 手術療法 | |
治療費 | 10 万 | 20 万 【一例】入院・手術費について |
固定期間 | 3 か月 | 2 か月 |
スポーツ完全復帰レベルまで | 7~9 か月(個人差あり) | 5 か月 関東労災病院サイトより |
再断裂率 | 3.3 % | 1~5 % |
傷痕 | 残らない | 残る(縫合糸痕) |
向いている方 |
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それぞれにメリット・デメリットがあるので
アキレス腱断裂の治療方法は自分に合った治療法を選ぶことが重要です。
アキレス腱断裂と聞いたとき、絶望を味わうかもしれません(私はそうでした(笑))
しかし、いずれは治ります。治ればまた、思いっきり汗を流すことだってできます。
自分の中で優先順位をつけていき、
自分の大切にしていきたいポイントをなるべく実現できる治療法を選べるといいですね。
治療を通して日常の小さな幸せを探してみたり、当たり前だと思っていたことがありがたいことだったと気づいたり…
療養期間中はそういった心の成長や自分自身を知るきっかけにもなります。自分の日常をもういちどゆっくり振り返ってみたり、新しい知識を入れてみたりと自由な時間を増やしていくと有意義に時間を過ごせるかと思います。

それでは。
ゆっくり治していきましょう。
かめのように🐢
コメント
[…] 保存療法(整形外科にて)ギプス+装具で固定(固定期間 3 か月) […]